みなさん、こんにちは。
先日、地元の公民館まつりの炊き出し用のガスの設置をお行いました。
イベント等で設置するガスは、たかだかガスボンベを持ってきてホースに器具をつないで設置しているだけの様に見えると思いますが、
実はこれ、それなりの経験と知識がないと出来ません。
特に気温が低くなる季節は要注意です。
ガスボンベの中には気体のガスが入っているのではなく、液体のガスが入っています。
それが、気化しながらボンベからでてくるのです。
よって気化する時にボンベの周囲から熱を奪います。長時間連続して熱を奪うとボンベが結露し、やがて凍ってきます。
完全に凍ってしまうとボンベの中のガスは気化することが出来なくなり、ボンベから出てこなくてなります。
使用器具、使用時間、使用目的でボンベの本数や大きさを決めて設置するのです。
決して使用量から設置するボンベを決めているわけではないのです。
なので、よく「そんなに使わないから小さいボンベでいいよ」と、言われますが使用量的には問題なくても、ガスがボンベから出てくるかどうかが問題なのです。
よってボンベの大きさを決めるには、気温や使用器具、使用時間などを考慮して
この大きさのボンベなら問題なく使用できるなって決めるのです。